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    「くむ組む」

    文字を、くむ組む。
    レイアウトを、くむ組む。
    見ているあなたと新たな知識を、くむ組む。
    見ているあなたと新たな誰かを、くむ組む。

    くむ組んだ冊子で、
    新たな何かをくむ組むことができたら、嬉しいです。

  • 新刊(2023夏)

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    vol.14『ふるさと納税本〜寄付の効果と翻弄される自治体〜

    2023/8/13 コミックマーケットC102 日曜東ピ-03b

    モノクロ20p, 頒布価格 300円

     こんにちは。今回は、ふるさと納税がテーマです。みなさん行ったことありますでしょうか。開始当初は確定申告が必要なこともあり、寄付額はあまり伸びなかったのですが、2015年からはワンストップ特例制度(確定申告なしで税控除可能)が開始されて、また控除額が2倍になったこともあり、制度を利用する人が少しずつ増えています。私自身も制度が開始された当初から、地元に寄付を行いたいと思っていたものの、実際に行ったのはここ数年の話。 理由としては、住民サービスを受けてるのは住んでる自治体なのに、その税金の一部を別の自治体に寄付するという考え方に違和感をもったためです。また、地元の町の返礼品に魅力的な商品がなかったというのも本音のところです。
     つまるところは、私自身も返礼品に釣られているわけですが、寄付と言いながら実質納税を別の自治体に行ったのに、返礼品がもらえるという謎な制度…。
     2008年からスタートして今年で15年。ふるさと納税については、これまでさまざまな議論を生んできました。今回は寄付の効果と翻弄される自治体を取り上げることで、制度発足時の思惑からどのように変わっていったのかを探る冊子です。これまで「地方データ本1~自治体決算から見る未来~」「地方データ本2~統計データから見る未来~」 と書いてきて、自治体シリーズ第3弾です。

     

    ■ふるさと納税を行わない理由は、よく分からないから

    ■ふるさと納税制度の制定過程と、当初の考え

    ■ふるさと納税制度の認知が広がると、得する自治体と損する自治体が出てくる

    ■泉佐野市の主張から見る、ふるさと納税ポータルサイトの台頭

    ■加熱する返礼品競争に対する、総務省の苦しい対応

    ■毎年変更されるルールに翻弄される自治体と返礼品事業者

    ■昨年私が行ったふるさと納税の話。身近なキッカケを利用して寄付を行う

  • 既刊リスト

    テーマが毎回違いますが、その時々で気になったことを取り上げています。

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    vol.13『ネイル心理本~ネイルをしたいと思う気持ち~』

    2022/8 →詳細

    ネイルって、好きな人は本当に好きで楽しんでいて、その気持ちの変化をさまざまな研究結果から探る冊子。

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    『故郷がアニメ聖地になった』

    2022/8

     アニメが好きな人にとって、故郷がアニメ化される。どのシーンどのカットを見ても、一瞬でどの場所かすぐ分かる。それはまるで、キャラクターと一緒にこの町で生きてきたかのような感覚。最高の喜びでしかない。

     もし、陽渚(ひな)、夏海(なつみ)、黒岩部長、大野先輩とすごしたら、どのようなことが起きていたのか。子どもの頃を振り返りつつ、残しておきたい風景と記憶を写真に収める。

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    vol.12『著作権発展本~私的使用のための文章図画複製~』

    2011/12 →詳細

    著作物を簡単にコピーできてしまう時代に、著作権法第30条(私的利用のための複製)の建築過程を振り返る。

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    vol.11『商標本~商標を先に取られた時に対抗する方法~』

    2018/08 →詳細

    他人に商標取得されてしまった場合、何もできないのでしょうか。商標の基本を押さえた上で、実際の事例を見ていく冊子。

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    vol.10『地方データ本2~統計データから見る未来~』

    2017/12 →詳細

    少子高齢化が進む中、地元のスーパーや介護は大丈夫なのだろうか。RESAS等を使いつつ、未来を推測するための手がかりになる冊子。

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    vol.9『地方データ本1~自治体決算から見る未来~』

    2017/08 →詳細

    少子高齢化が進む中、地方自治体の財務状況は大丈夫なのか。自治体決算を読み、未来を推測するための手がかりになる冊子。

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    vol.8『左右本~なぜそれが右でそれが左なのか~』

    2016/08 →詳細

    なぜ日本では車は左側通行なのか。世界中右利きの人が多いのになぜ統一されないのか。OSによるアイコン配置の謎など、右と左のお話。

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    vol.7『国立国会図書館本2~納本制度の歴史と現在~』

    2015/12 →詳細

    納本制度を悪用して代償金を受け取った事件について、納本制度の制定背景を追うと日本特有の事情があった。第2回所蔵調査も実施。

    (頒布終了→総集編へ)

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    vol.6『葉書本~はがきサイズの謎と郵便事業の近代化~』

    2015/08 →詳細

    なぜ郵便はがきはA6サイズではないのか、郵便事業近代化の歴史を追う。同時にスタートした郵便番号制度や、圧着はがきの謎も取り上げる。

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    vol.5『くまぬいぐるみ本~移行対象としてのぬいぐるみ~』

    2014/12 →詳細

    くまのぬいぐるみがかわいい理由を探る冊子。テディベアの起源にあった転換点、移行対象という概念、キャラクターとの関係を考える。

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    vol.4『分類コード本~その順序が気になる~』

    2014/08 →詳細

    人間の知を分類するという、壮大な図書分類はどのようにして出来上がったか。分類コードの作成にまつわる話を紹介。

    (頒布終了→総集編へ)

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    vol.3『盗電本~電気窃盗の歴史からみる無体物窃盗~』

    2013/04 →詳細

    電気はモノでないのに盗んだらなぜ窃盗罪になるのか。でも情報を盗んでも窃盗罪にならない?電気窃盗の歴史から法律制定の背景を探る。

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    vol.2『確率一直線本~リスクを一直線上に並べてみた~』

    2012/08 →詳細

    確率をすべて一直線上に並べて、AよりはBの方が確率が大きいもしくは小さいと把握することで、客観的にその確率を把握してみようという本。

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    vol.1『国立国会図書館本~サブカルからみる納本制度~』

    2011/12 →詳細

    納本されていない商業まんが本がある?CDやゲームも保存している?同人誌も納本することができる?寄贈することができる?

    (頒布終了→総集編へ)

  • 頒布委託先

    どちらもたくさんのミニコミ誌を扱っている書店ですので、
    見つからない際には、書店の方にお声掛けください。頒布のない号もあります。

    COMIC ZIN

    評論情報系同人誌の取り扱いは全国屈指。

    シカク

    アート寄りの同人誌の取り扱いが多い。

    タコシェ

    昔からあるお店。ブロードウェイに行くついでに立ち寄りたくなる。

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